
「散歩の最初のうんちは普通なのに、2回目になると柔らかい」
こんな経験はありませんか?
実は、散歩中に何度か排便する犬では、後になるほど便が柔らかくなることがあります。
便は大腸の中にいる間に水分が吸収され、少しずつ形のある便になっていきます。
最初に出てくる便は、大腸に比較的長くとどまっていたため、水分が十分に吸収されていることがあります。
一方、散歩による運動や刺激で腸の動きが活発になると、後ろにあった便も続いて押し出されることがあります。
そのため、
「1回目はしっかりした便」
「2回目は少し柔らかい便」
となることがあります。
2回目だけ少し柔らかくても、
・元気がある
・食欲がある
・嘔吐がない
・血便ではない
・普段から同じ傾向がある
という場合には、散歩や排便の刺激による変化のこともあります。
大切なのは、1回の便だけではなく、その子の「いつもの便」と比べることです。
一方で、
・水のような下痢になる
・何度も排便する
・血や大量の粘液が混じる
・嘔吐もある
・食欲や元気がない
・柔らかい便が何日も続く
といった場合には、単に「2回目だから柔らかい」とは考えず、動物病院への相談を検討しましょう。
便を見るときは、硬さだけでなく、
色・形・回数・量・におい・血や粘液の有無
も一緒に観察しておくと、体調の変化に気づきやすくなります。
「いつ、どんな便が出たか」を写真に残しておくのもおすすめです。
毎日の散歩は、犬の便を観察できる大切な時間でもあります。
便の色もチェックしてみましょう。茶色・赤・黒・白っぽい便については
こちら →「犬猫の便の色を詳しく見る」